カナダを代表する放送局であるカナダ放送協会のオンラインサービスである『CBCNEWS』は、e-sportsでの収益が2016年に$500Mを上回ると予測する調査結果を掲載しました。 この調査は、監査からコンサルティングなどさまざまなサービスをおこなうカナダのDeloitteが発表しました。 その内容では国際的なe-sportsの収益は今年、2014年から25%増加した500万ドルになると推定されていました。このお金の約4分の1はカナダを含む北アメリカで生み出され、他の大部分は韓国のプロ選手が占めているとも発表しています。 またe-sportsの収益の82%は男性からきており、その内の75%は18~34歳のミレニアム世代(1980~2000)からくることも示しています。 一般大衆の認識より大きくもあり小さい 団塊世代の年齢層の多くの人がプロのゲームプレイヤーやリーグの存在について気づいていませんが、逆にミレニアム世代はe-sportsが主流のスポーツと比べてまだ小さいことに驚かれるかもしれません。この両方からe-sportsは大衆の認識より大きくもあり小さいとも結論付けられるといっています。 e-sportsが大々的に報じられている昨今ですが、世界的に見ても民衆の認識としては野球やアメフト、サッカーのような伝統的なスポーツに比べると大きいものではないのかもしれません。若い世代を中心に広まるe-portsが今後どのような展開を見せるのか、注目です。 [出展]CBCNEWS:ESports revenues will surpass $500M in 2016, Deloitte predicts http://www.cbc.ca/news/technology/deloitte-esports-1.3401577